☆第2話☆魚の値段はどう決まる?
皆さんこんにちは!『すみれ』です。
今日は魚の値段について、話していきたいと思います。
熱帯魚ショップに行くと、たくさんの魚が泳いでいますね!
安いものだと何十円、高くなると何万円、と大きさや見た目は関係なく
価格表示がされています。まったく同じ魚でも購入する店舗によって
差があったりしますね。
ではいったいどうやって決まっているのでしょうか?
① 漁師さん
現地の漁師さんは魚を捕まえてそれを売り生計を立てています。
物価は高くないところが多いですが、ここでお金がまず発生します。
② 航空運賃
熱帯魚の多くは海外から輸入されて日本にやってきます。
捕まえた魚を詰めて送るには運賃がかかります。
③ 卸業者
いわゆる問屋様が魚を仕入れます。卸業者も商売ですので、少なからず
利益が乗っていますね。
④ ペットショップ
最後に小売りです。こちらもスタッフに給料を払わないといけませんので、
仕入れた価格に利益が乗っています。これの合計が販売価格となります。
元々は0円の魚ですが、間にたくさんの人が絡むことによってお金が発生していきます。
これに需要と供給、人気度、採取の難しさなどが相まって最終的な価格が決定します。
それぞれの段階でいくらの利益を付けるのか?が魚の値段になります。
ちなみに生態系保全の為、ブリードも盛んに行われています。
ブリードの場合は、漁師さんの人件費ではなく、
ブリーダーさんの人件費にお金が発生しています。
一般的にブリードの多い東南アジアでは物価が安い為、生体価格も安くなりますね。
店舗で働いていると、高っ!安っ!という声をよく聞きます。
価値観はそれぞれですが、地球の反対側から来た魚を
たった数百円で買えるこの状況を幸せに思える人がたくさん増えたらいいなと
思う今日この頃です。
企業努力の賜物ですねww
アクアショップへお越しの際は、すごい遠いところから来ているんだなーと思いながら
観てください!ではまた次回☆